2024年12月15日
主日礼拝
①ミカ書6章8節:正義を行い、慈しみを愛し、へりくだって神と共に歩むこと、これである。ミカは、イザヤと同時代に活躍した預言者で、経済的には繁栄していましたが、不正がはびこる殺伐とした時代でした。それゆえ神の怒りを買い、主のさばきがくだされることを警告します。しかし、神は救いのキリスト預言(5章1,5節)をも与えられました。そして、誠実に神と共に歩むことこそが神が喜ばれることだと告げられます(6章8節)。神は、必ず不正をさばき、誠実さに報いてくださります。神は、罪に立ち向かわなければなりませんが、それは希望へとつながります。神の最終的な目的は、滅ぼすことではなく救い、贖うことだからです。神は慈しみを喜ばれ、約束を守る方ゆえにです(7章18節,20節)。この書では、「聞け」を全体で6回も繰り返しています。信仰とは、神の声、神の真実に応答する私たちの真実です。心を静め神の声を聞き、神と共に歩み、神の恵みゆえの希望に期待していきたいのです。 (小林)
②ルカ2章1~7節:西暦はイエスの誕生を境にしてBCとADに分けられています。イエス誕生年は、BC4年頃。住民登録のためヨセフとマリアはナザレからベツレヘムへの長旅。ベツレヘムはダビデの生まれた町。そこに着くと身重のマリアの陣痛が始まろうとしています。ところが宿屋は満員で、どこにも泊まる所がありません。さあ大変。ヨセフは慌てました。汗だくと失望で、うな垂れていたでしょう。すると、親切な人が家畜小屋を提供してくれ、そこでマリアはイエスを出産します。赤子のイエスがそんなヨセフを見て、ニコッと笑われた。その笑みを見て、養父ヨセフは大きな喜びを与えられたことでしょう。主の山には備えあり、です。
讃美歌109番3節の歌詞。きよしこの夜 御子の笑みに…。この曲ができた経緯。クリスマス前夜、パイプオルガンがネズミによって壊された。さあ、大変。でも、大丈夫。その夜のクリスマス礼拝のために、即興で作られたのが、この曲。 (浜田)
讃美歌109番3番:きよしこの夜 御子の笑みに 恵みの御代の あしたの光 輝けり ほがらかに♫
(建徳 2024-12-15 小林兄、浜田兄(20:30))