東京都中野区のプロテスタントの教会 キリスト集会

同信社 電子書籍

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「新約聖書 羅馬書」H.G.ブランド、 首藤新蔵、乗松雅休 共訳  ISBN: 978-4-8864-301-3

本書は、明治三十二年に発行された「新約聖書 羅馬書 新譯」の復刻版(一九八〇年発行)を底本とし、現代のコンピューターで出来る限り忠実に「旧漢字旧かな」で複製したものです。しかし、この復刻版は、オリジナルの乾式コピーであり、オリジナルと見なして良いものです。

復刻版が発行された時のキャッチコピー。『旧新約聖書の日本語訳が完成したのは明治21年のことであった。この日本語訳聖書は通称「もと訳」とよばれた。このもと訳の「本格的な改訳としては1899年 (明治32年)9月、ソウルにいたブランドと、首藤新蔵、乗松雅休の三人が、原典からの新訳「新約聖書 羅馬書」を上田貞治郎の助けを得て出している」(日本聖書協会100年史・79頁)。これまで永く出ていたことは分っていても、どんなものか知られなかっ た幻の書。』

紙版が絶版であったのを、電子書籍として再刊することになりました。お楽しみください。
  「愛は裏口ではありません」 小山晃佑著
ISBN: 978-4-8864-302-0

本書は故小山晃佑ユニオン神学校名誉教授(1929-2009)が、同信社の「恩寵と真理」誌に1974年から1984年までほぼ10年間に掲載した25のエッセイを集めたものです。ほぼ同時期に書かれた「時速五キロの神/助産婦は神を畏れていたので」は英語読者のためのエッセイ集であり、似たようなテーマを扱っています。

1984年のオリジナル版のキャッチコピー。「米国神学界の最高峰であるニューヨークのユニオン神学大学小山晃佑教授の著書というと、むずかしい神学書かと想像しがちだが、ここに収めた25の短篇のエッセイは、古今東西の森羅万象をとらえて題材としつつ、じつに軽快な語り口で聖書のこころ、つまりキリストの福音を逆照射してみせる。パチンコが出てくるかと思えば、関東大震災の朝鮮人虐殺事件にベンが走り、アフリカの飢餓や核兵器問題が福音とのかかわりで論じつくされる。」

紙版が絶版であったのを、電子書籍として再刊することになりました。お楽しみください。
「しばしあなたをすてたけれども」 小山晃佑著
ISBN: 978-4-8864-303-7

本書は故小山晃佑ユニオン神学校名誉教授(1929-2009)が、同信社の「恩寵と真理」誌に1974年から1984年までほぼ10年間に掲載した17のエッセイを集めたものです。ほぼ同時期に書かれた「時速五キロの神/助産婦は神を畏れていたので」は英語読者のためのエッセイ集であり、似たようなテーマを扱っています。

1984年のオリジナル版のキャッチコピー。『著者・.小山晃佑教授は構想雲のごとく湧く人だ。インドのヒンズ-教の神殿を仰いでも、東京ディズニーランドの場も立っても、聖書のみことばが頭に ひらめいてペンが走ってしまうのだ。だから本書は「神学的黙想」ではない。世界をまたにかけた「神学的走想」のエッセイだ。使徒パウロも町から町へ走りな がら手紙を書いた。それがいま聖書に収まっている。机上で黙想した神学書より世界を肌で感じつつ福音を語る本書は味わい深い。』

紙版が絶版であったのを、電子書籍として再刊することになりました。お楽しみください。
「その町が平安であれば」 小山晃佑著
ISBN: 978-4-8864-304-4

本書は故小山晃佑ユニオン神学校名誉教授(1929-2009)が、同信社の「恩寵と真理」誌に1997年から2002年までほぼ5年間に掲載した16のエッセイを集めたものです。本書は特に神にある平安、神にある平和とはなにか、というテーマで、聖書を元に、現代の世相を見つめたもの。また読者が日頃思っている、毎日起る事件の意義とは何か、を聖書に基づいて教えています。

紙版が絶版であったのを、電子書籍として再刊することになりました。お楽しみください。
「言いつくしがたき神の賜物」 鈴木善七著
ISBN: 978-4-8864-305-1

鈴木善七(1900ー1993)氏は、同信会で長く伝道者として働かれました。日本中さらには中国や韓国でもクリスチャンの交流をなされました。その長い信仰生活の中で書かれた文書をまとめたのが本書です。まず、「本書の題名となった「言いつくしがたき神の賜物」は昭和6年に東京神田の同信社から愛隣トラクトの第22冊目として発行されたもの、また「目には目を」から「変らないおかた」までの37篇は『恩寵と真理』誌に発表された文章のうち新約聖書関係を聖書の配列順に整理したものです。聖言の味わいをとおして主イエス・キリストの尊さと十字架の救いのすばらしさが説かれ、すべての事情を越えて恵みたもう神様の恩寵が溢れ出ています。この本が福音のため祝用されることを願うものです。(編集者・故小川一恵氏の後記から)」

絶版でしたが、今回、電子書籍として復刊することになりました。これにより、さらに多くの方がキリストの福音がどういうものかをより良く知ることが出来ることを願うものです。
「富士山とシナイ山-偶像の批判」 小山晃佑著 小山栄一訳 ISBN: 978-4-8864-306-8

本書は故小山晃佑ユニオン神学校名誉教授(1929-2009)が、1984年に発表したキリスト教神学書です。まずイギリスで、そして翌年にはアメリカで出版されました。30年も前の著作ですが、現在にも通ずる内容を持っています。人類史の中で、なぜ平和が恒常的に続かないのか、という問いに、偶像批判の立場から答を出そうとしています。日本人にあまりなじみがない「歴史的史観」を中心に、仏教や神道とキリスト教を対比しつつ偶像について語っていきます。
本書は、神学書ではありますが、比較宗教学的な側面もあり、英語圏の人々がアジアの宗教を学ぶための教科書とも言えるものです。従って、著者は生前本書の日本語版を自分で書きたい、と言っていました。日本人の読者にはまた違った面からの補足が必要だ、と思っていたのでしょう。残念ながら、そうは成りませんでしたが、今回英語版からの完訳という形で発行されました。
本書の約10年前に出版された『水牛神学』(邦訳あり)において、著者は、東南アジアにおけるキリスト教伝道の現実から、彼の学んできた「ニュージャージー神学」だけでは伝道はできないと示されたことから、実際にその土地の人たちの隣人となることが必要だ、と主張しました。この「隣人学」はその後、神学校で必須科目となっていきます。東南アジアにおいてこのような神学教育を集中的に行うため、彼は、タイを離れ、シンガポールの神学校に赴任します。その後ニュージーランドで教鞭を執りつつ、自分自身の神学的ルーツを綴ったのが、本書です。タイにおける上座部仏教の学びが色濃く出ています。過去を振り返りつつ、しかし将来を見据えていると感じられるのは、本書に出てくるいくつかの概念がこの後さらに深くされ、小山神学の中核をなしていく点です。またそれらを基にして、新しい神学者が育っていきました。
本書を読んで、日本人の新しい神学者が育ち、それによって神が世界に平和をもたらしてくださるよう祈るものです。
「恥はわれらに、ほまれは神に」 恩寵と真理編集部
ISBN: 978-4-8864-307-5

明治21年にケンブリッジ大学を卒業したばかりの青年が、横浜に降り立った。 ハーバート・ ジョージ・ブランドというこの青年は、これから30年あまりを、日本と韓国で伝道して過ごすことになる。しかし、そうなるとはつゆ知らず、「私が来たことで、一人でも日本人がキリストを信じてくれたら」という望みを持って、日本語を学び、伝道を始めた。その彼が7人の日本人と始めたパン裂き集会が、百周年を迎え、その歴史をまとめたものが本書である。
明治・大正・昭和を通し、回りの状況に順応しながら、主イエスを伝道していった人たちの、ほとんど表に出ない働きの記録である。働いた人には、ごく少数有名人もいるが、ほとんどは一介の市井人である。裏で働かれる神の熱意が、どのように人々を動かしたかを読んでいただければ幸いである。
「ブランド講演集・第1集・真理と自由」
ISBN: 978-4-8864-308-2

ブランドという人物は明治から大正にかけて30年あまりも日本と韓国で伝道しながら、教会組織も会堂も残さず、56才の働きざかりで英国に帰り、再び来日しなかった。それは制度や組織や人間にではなく、キリスト御自身に信徒を結びつけるためであつた。しかし彼から深く主を教えられた信徒は、その聖書の説きあかしを大正13年彼の帰英のあと「ブランド講演集」二冊に編んだ。さらに昭和35年この二冊を一冊にまとめ「生ける神キリスト」と題して発行。そして昭和59年、大きな活字に組んで、四分冊に分け三たび刊行。
4分冊のうち、第1分冊のみが絶版となっていたのを、今電子書籍として復刊した。
「人類の将来とキリスト教」 小山晃佑著
ISBN: 978-4-8864-309-9

本書は、1989年のキリスト同信会百周年にあたり、小山晃佑教授が行った記念講演をテープ起こししたものです。四半世紀前に語られたものにもかかわらず、今現在の世界にそのまま当てはまる警告であり、また人間がどうやって生きていかなければならないか、を示唆しているものでもあります。環境破壊、偶像礼拝が世界中で起っています。さらに、テロなどによる他人不信の状況は目に余るものがあります。それを乗り切ることが出来るのはなにか、が本書のテーマです。

本書の神学的裏付けは、「富士山とシナイ山-偶像の批判」(Kindle既刊)に詳しく書いてありますが、そのような難しいことを知らなくてもかまいません。本書は一つの解決策を示唆しています。読者の方々が、これについてよく考え、それを元に実践して、人類の将来を確固たるものにしていけますように。
「なんとなくクリスチャン」 鈴木善七著
ISBN: 978-4-8864-310-5

著者はちょうど1900年のお生まれで、1993年に93歳で眠られた。26歳の年に昭和となったから、その長い昭和の時代を伝道者としてめ一杯働かれたことになる。
善七兄はキリスト同信会の良い伝統を身につけておられた方だと常々思っていた。その善七兄に、「なんとなくクリスチャン」というのは甚だふさわしくない感じだが、それは本書を読んでくださったら、分かって頂けると思う。
16年前の「言い尽くし難き神の賜物」は、いくぶん新約聖書の関係が多かったが、今度は旧約が多い。その中で、アブラハムやヨブのお話などは、聖書を読み始める方には、良い手引きになるのではないか。
善七兄は、第一次、第二次世界大戦と、激動する二つの時代を通り、関東大震災、東京大空襲と、二回火の下をくぐり抜けられた。またその間の日支事変には砲兵として従軍された。その体験が本書にも見える。それは大きく言えば、昭和の歴史の貴重な証言でもある。
「主のよい香り」を、読んでくださる方々にお伝えすることができれば幸せである。
(横山哲夫・編集)
「恩寵の木漏れ日」 五十嵐賢治著
ISBN: 978-4-8864-311-2

東洋一のクリーニング会社・白洋舎を創立した五十嵐健治の波乱万丈の半生の自伝。その幼少期は「おしんの少年版」に似た困苦と挫折の連続だ。北海道 のタコ部屋から逃れ、不思議な主の導きで回心して受洗。上京して三越に入社、さらに独立して洗濯業の白洋舎を創立じたのが30歳の時。しかも独力で日本最 初のドライ・クリーニングの技術を開発する。以後95歳で就眠するまで、伝道者のような実業家として恩寵街道をひた走る。

日本図書館協会選定図書であった原版は絶版となっていたが、今回電子図書として再版された。三浦綾子著「夕あり朝あり」の原資料となったもの。
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