2023年5月21日
主日礼拝
《建徳要旨》
①「愛」は大いなるものです。そして、「信仰」「希望」「愛」この順番に進んで行くものです(Ⅰコリント13章13節)。
まず、「信仰(神を信じる)」とは、どういうことでしょうか。
1つ目のポイントは、神様を信頼することです。モーセの生涯を見るとよくわかります(申命記34章4、7節)。
2つ目は、自分中心の生き方を神様中心の生き方に変えることです。神様と悪しき王様のアハズとのやり取りを見るとそのことがわかります(イザヤ書7章9~12節)。
3つ目は、神様とよい関係性を築くことです。一番よくないのは、神様と無関係であることです。
次に「希望」ですが、フランクルの『夜と霧』でも「生き残った者とそうでないものの違いは、希望があるか、ないかだった」と触れられていますが、生きるためにまず最初に必要なものは「希望」です。そして「愛」ですが、ここで気をつける必要があります。Ⅰコリント13章4節:愛は忍耐強い。愛は情け深い、とありますが、決して「愛のために忍耐強くなりなさい。情け深くなりない。」と言っているわけではありません。愛があるから、忍耐強くなれる。愛があるから、情け深くなれる。愛が先にあるのです。それでは、どうすれば愛の人になれるのでしょうか?愛は、信仰によって神様から与えられるものです。もし人が自ら隣人を自分のように愛せるのなら、キリストの十字架は必要ないからです。愛せないからこそ、イエス・キリストの十字架を信じる信仰によって、神様から与えられるのです。神は愛です。だから愛は偉大です。そこに向かっていくために、何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい(マタイ6章33節)。神様に真剣に向き合うところから、全てが始まるのではないでしょうか。 (H・K)小林英仁兄の建徳要旨。
先週,東京集会で行われた礼拝で録音された建徳です。
(建徳 2023-05-21 H・K兄)