①創世記41324節:カインのための復讐が7倍ならレメクのためには77倍。カインから6代目のレメク。生活が豊かになり一夫多妻。そレメクから生まれたヤバルは家畜を飼う者の祖。弟のユバルは音楽の祖。またトバル・カインは職人の祖。芸術や職人が生れた。ここには文明の持つ暴力性が示されている。金属の道具が作られた結果、それが殺傷に使われるようになった。やられたらやり返す人間性を抑制するため、律法は「目には目、歯には歯…」と規定して、やられた以上の仕返しを禁じた(出21章23~25節)。しかし、金属製の刃物が作り出された結果、レメクのような77倍の復讐が可能になった。それはやがてウランに発展し、核兵器に至っている。人間の力は神を超えられるという傲慢が見える。それを打ち破ったのが、主の十字架。そこに7の70倍の赦しがあり、それこそが復讐の連鎖を断ち切る(マタイ18章22,22)。 (百瀬兄)

②ローマ16章27節:この知恵ある唯一の神に、イエス・キリストを通して栄光が世々限りなくありますように、アーメン。ローマ書は、神への賛美・頌栄で締め括られている。1日の最後,一年の最後、生涯の最期も神賛美で終えたい。たとえ何も良いことができなかった、失敗ばかりだったとしても、主に委ねて神を賛美すれば、万事が益に変えられる。
バルラッハの詩

私は神を持たない
それはその通り まことに素晴らしいこと
私は神を持たない だが神が私を持っていてくださる

私が神をつかんでいるのではない、神が私をしっかり捕えてくださる。私は神を十分には知らない、しかし神は私を知っていて下さる。それで十分。(浜田兄)

建徳の録音です。

(建徳 2019-10-06 百瀬兄、浜田兄@25:30)