どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。(フィリピ4章6節) 

最初は行うのが大変でも、一度習慣にしてしまうと楽に出来るようになります。そのためには何度も繰り返す必要がありますが、良い習慣を身に付けると、その習慣そのものが助けてくれます。その意味でも、冒頭の聖句の実践を心がけ、習慣にしたいものです。そうすれば、あらゆる人知を超える神から来る平安が、その人の心と考えを守ってくれます。それが聖書の約束です。そこに至る方法の1つに気づきました。それは眠る前に秘訣があります。私が実践していることを紹介します。床に入る前に、次の言葉を口にします。

今わたしは 眠ろうとしています。
今日はとてもよい日でした。
神さまはわたしを本当によく思いやり、
わたしに多くの喜びを与えてくださいました。
わたしを守り、恵みを与えてくださいました。
今日はとても楽しい一日でした。

たとえ今日が最悪の日だったとしても、上の言葉を口にします。また、とても嫌なことがあり、人を恨みたくなっていても、です。そんなこと嘘だから口に出来ないかも知れません。しかし、敢えて言ってみてください。別の視点に気づかされます。そして、今日、会った人々の名前を挙げ、その1人1人を思い浮べながら「有り難う」と感謝しています。

それから体の器官1つ1つに感謝を言います。一日中休むことなく、年中無休で働き続けている心臓や肺などの上に手を置き、有り難うと言います。そのようにして眠りに就くと、翌朝がいつもと違います。

もし嫌な人がいたとしても、思いの中でその人に「有り難う」と言うように努めます。そうしたくないし、とても感謝を言いたくないかも知れませんが、そうします。すると自分の中で、相手に対する思いや感情に変化が起き始めます。そして、負の連鎖が続く悪循環ではなく、よいことが次々に起きる善循環が始まります。そうしたことを今、努めているところです。(2020年10月13日)