2024年8月25日
主日礼拝

誰もが平和を願い祈っているのに、平和な世界は実現していません。どうしてでしょうか。その理由は2つあると思われます。

1、ヤコブ4章1~3節:何が原因であなたがたの間に戦いや争いが起こるのですか。あなたがた自身の内部で争い合う欲望が、その原因ではありませんか。私たち人間の内にある善と悪の戦い。戦争は人間の心から起こります。罪が原因です。しかし。悲惨な戦争を通じて、私たちはまた平和を願い求めます。しかしながらその求めは、政治的な力によって消されるのが、これまでの歴史の常でした。日本だけでなく、どの国に於いても同じです。

2、悪の根源である悪魔サタンが背後で働いている。

黙示録12章7~12節:悪魔は怒りに燃えて、地に降って行った。残された時が少ないのを知ったからである。悪魔はその使いと共に天から地上に投げ落とされた。それは、主が十字架と復活を経て昇天された後のこと。また1914年がこの時だとの説がある。その年に第一次世界大戦が始まったからです。悪魔が地上に落とされたから、かつてない規模の戦争と残酷な事態が起きている。独裁者らは国民を人間とは見ていない。サタンの化身だから。ヒットラーやロシアの独裁者も平気でうそをつく。自分の欲望のために国民を利用する。権力と暴力で押さえつけるのも同じ手口。思うに人間ほど愚かで、恐ろしい生き物はいない。動物は人間のような殺し合いはしない。悪魔に打ち勝つのは、小羊の血と自分たちの証しの言葉。

3、それでも、私たちは聖書の掲げる平和を祈り求める。

イザヤ2章4,5節:主は国々の争いを裁き、多くの民を戒められる。彼らは剣を打ち直して鋤とし、槍を打ち直して鎌とする。国は国に向かって剣を上げず、もはや戦うことを学ばない。ヤコブの家よ、主の光の中を歩もう。今は闇の世だから、主の光の中を歩みたい。主は必ず、イザヤが示す平和な世界を実現される。 (浜田)

 礼拝讃美歌 208番:激しき戦いは いつの世まで続かん 造られしものみな 御栄えの世を待てるに 主よ疾く来たりて 全地を治めたまえ 遍く世界は 御世を待てり

 

    先週,東京集会で行われた礼拝で録音された建徳です。

 (建徳 2024-8-25 浜田兄)