2024年3月24日
主日礼拝
《建徳要旨》
①マタイ21章1~11節:主イエスはエルサレムに王として入城された。しかし、颯爽と軍馬に乗ってではなく、荷を負うろばの子、子ろばに乗られた。戦争ではなく平和をもたらす王として。それは、ゼカリヤ9章10‐11節に預言された王。「見よ、あなたの王が来る。彼は高ぶることなく ろばに乗って来る。雌ろばの子である子ろばに乗って。わたしはエフライムから戦車を、エフライムから軍馬を絶つ。戦いの弓は絶たれ、諸国の民に平和が告げられる」。もう戦争は嫌だ!そう願うのに、戦争は今も続いている。それは王になるべき人が王になっていないから。軍馬に乗った王はやがて独裁者となり、自分勝手に他国を侵略して行く。その現実を私たちは見せられて来た。そのような中で、私たちは一人のお方を待望しています。それが平和の王、ろばの子に乗られる主イエス・キリストです。
今週は受難週で、エルサレム入城(棕櫚の主日)で始まります。主イエスは政治的な力でローマの圧政を倒して造り出す救いではなく、十字架の死による贖いによって罪からの救いをもたらすために、入城されたのです。その時、ホサナ!と叫んで歓迎した群衆は、やがて豹変し、十字架につけろ!と叫びました。それも現実。私たちは礼拝をもって、その主を心からお迎えしたい。 (浜田)
礼拝讃美歌 208番(激しき戦いは いつの世まで続かん造られしものみな 御栄えの世を待てるに 主よ疾く来たりて全地を治めたまえ・・・)
②詩篇50篇15節:悩みの日に わたしを呼べ。わたしはあなたを助ける。
誰もが悩みを抱えている。また、今は混迷の時代。そのようなとき、人間的な富・勇気・知恵では解決できない。全知全能の神だけが解決できる。私たちが祈って神を求めるなら、「我を呼べ」と言われた神が力と解決を与えてくださる。「正しい道を歩ませてください」と祈るなら、神は必ず導き助けてくださる。決して見捨てられることはない。 (百瀬)
先週,東京集会で行われた礼拝で録音された建徳です。
(建徳 2024-3-24 浜田兄、百瀬兄 (20:00))