2023年6月11日
主日礼拝
《建徳要旨》
①使徒2章41節:ペトロの言葉を受け入れた人々は洗礼を受け、その日に三千人ほどが仲間に加わった。
ペンテコステには、世界中から敬虔なユダヤ人がエルサレムに集まっていたが、その人達はお祭りの後すぐ家路についていた。そのため、ペトロの説教によってキリスト者となった人たちも殆どがエルサレムに留まらず、自分の故郷に戻ってこの新しい信仰を育むことになった。その一環として地道な宣教活動も行い、ある程度のグループもできていたようである。その人達は数年後に訪れたパウロ達の宣教活動の助け手として活動することになる。使徒言行録の記述はパウロ目線のため、クリスチャンの助け手が急に湧いて出てきたように見えるが、実はこのような聖霊の働きがあのペンテコステの日から始まっていた。ローマ書の最後には、まだローマに行っていないパウロから何十人ものローマの在住者への挨拶が載っている。これこそが聖霊の働きの証しと言える。(E・K)
②マタイ27章15~17,20~22,26節:バラバについて。彼はローマに反逆し、暴動と殺人を犯した罪で死刑が決まっていた。ところが、彼は無罪放免になった。なぜ?主イエスが彼の身代わりになったから。牢獄の窓から十字架の一部始終を眺めていたバラバは、イエスに引き寄せられた。推測として、バラバは求道者になり、イエスを信じる者に変えられたに違いない。このバラバとは、私たちの事です!彼のような犯罪者ではないとしても、神の目には同じ罪人で、死に値します。しかし、私たちの身代わりとして十字架で死なれたイエスの故に無罪とされ、救われました。そこにあるのは愛です。
しかし、私たちがまだ罪人であった時、キリストが私たちのために死んでくださったことにより神は私たちに対する愛を示されました(ローマ5:8)。このことをバラバは語っています。バラバと私たちは繋がっています。 (K・H)
先週,東京集会で行われた礼拝で録音された建徳です。
(建徳 2023-06-11 E・K兄、K・H兄(18:25))