1、Ⅰテサロニケ2章13節:神の言は、信じるあなたがたのうちに働いている(口語訳)。先週、浜田兄から目標聖句を決めることの大切さを教えられました。そこで祈って与えられたのがこの聖句です。これはテサロニケの人たちに送ったパウロの言葉です。彼は多くの苦難の中で御言葉を語り伝えました。自分の思いではなく、神さまから委ねられた御言葉を母親のように優しく、父親のように一人ひとりに相応しく語ったと述懐しています。そこには自分の命を喜んで与えたいと思うほどにテサロニケの人たちへの愛があったのです。その結果テサロニケの人たちはそれを「人の言葉」としてではなく、「神の言」として受け入れました。「言」とはイエスさまご自身を指す言葉です。イエスさまご自身が御言葉を聴く者のうちで働かれるというのです。「働く」とはエネルギーの語源となった言葉で、復活の力を表しています。「神の言」にはイエスさまを復活させるほどの力があるのです。この力をいただいて今年も生かされたいと願っています。(N・H)

2、マタイ10章29~31節:その1羽さえ、あなた方の父のお許しがなければ、地に落ちることはない。原文には上記の下線部がありません。直訳すると、父がなければ…。鳥が地に落ちる=死、その時には父神も一緒に落ちて下さる。そんなこと有り得ないと考え、お許しの語を加えて訳した。しかし、そうではない。この鳥は雀で、取り立てて価値がない2羽で1アサリオン、5羽で2アサリオン(ルカ12:6)という安値で売られている。算数だと1羽はおまけ。そんな1羽さえ、神がお忘れになるようなことはない。だから、恐れるな。あなたがたは雀よりも遥かに優っている。コロナを恐れるのは、死に繋がるから。そんな私たちに、「恐れるな」と語りかけて下さる。ここは、いつも共に居て下さるイエス様のことが言われている。(K・H)

礼拝讃美歌 213番(主イエスよ御恵み思いみれば)

先週ライブ配信された建徳の録音です。

(建徳 2021-01-03 N・H兄、K・H兄(26:48))