何が原因で、あなたがたの間に戦いや争いが起きるのですか。あなたがた自身の内部で争い合う欲望が原因ではありませんか。 (ヤコブ4章1節)
誰もが平和を願い祈っているのに、戦争の無い平和な世界は実現していません。戦争は拡大するばかり。冒頭の聖句は、私たち人間一人一人の内にある善と悪の戦いを示しています。戦争は人間の心から起こりますが、罪が原因です。私たちの内に罪がある限り、戦争はなくなりません。しかし、悲惨な戦争を通じて、私たちは強く平和を願い求めます。悲しい事ですが、そうした求めは、政治的な力によって消されるのが、これまでの歴史の常でした。日本だけでなく、どの国に於いても同じです。どうしてそうなるのでしょう。それは、この世の君である悪魔サタンが、政治の背後で働いているからです。
黙示録12章7~12節:天使長ミカエルと悪魔サタンが天上で戦い、全人類を惑わす者である悪魔は天上から地上に投げ落とされたことが記されています。その結果として、次のように語られています。
このゆえに、諸々の天と、その中に住む者たちよ喜べ地と海とは不幸である。悪魔は怒りに燃えて、お前たちにところ(地)へ降って行った。(自分の)残された時が少ないのを知ったからである。(黙示録12章12節)
これは、主イエスが昇天された後のこと。また1914年に始まった、かつてない規模の第一次世界大戦と解釈できます。全世界を巻き込む悲惨で残酷な戦争が起きたのは、悪魔が自分と共に地球上の生きとし生けるものを滅びに向かわせるためでした。そして強欲な独裁者を動かしているのです。だから、地と海は不幸なのです。戦争によって爆弾が落とされるたびに、地と海は汚染されます。地球温暖化や、異常な高温や雨などにより、この世界全体が滅びへと向かっています。それは「被造物がすべて今日まで、共にうめき、共に産みの苦しみを味わっていることを、わたしたちは知っています」(ローマ8章22節)と預言されていました。産みの苦しみには希望があります。新しい世界がやがて誕生するからです。
人間の罪と、そこに働く悪魔が戦争の問題と深くかかわっていることを記しましたが、解決も聖書の中に示されています。とはいえ、ニュースが報じる現実の戦争問題を前に「主よ、いつまでですか」と問いかけずにはいられません。
