2024年5月19日
主日礼拝

《建徳要旨》
御霊は、五旬祭(ギリシャ語でペンテコステ。ユダヤの三大祭りの一つ)の日に、一人一人の上に降られました。(使徒言行録2章1-4節)「それから、弟子たちに言われた。「わたしについて来たいものは、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。」(マタイ1624節)この御言葉は、共観福音書の全てに書かれている(マルコ8:34、ルカ9:23 )特に大切な御言葉ですが、誤って自分らしさまでを捨てて従うものと読まれることがあります。しかし、それは誤りです。御霊は、全ての人に同じ霊が与えられますが、その働きに違いが出るのは、人を通して、また、その人らしさを最も活かすように働かれるからです。御霊が働きやすいように自己中心を捨て、自分を明け渡し、自己実現ではなく、神実現のために、自分らしさ、ユニークさを大切にし、御霊に用いていただくことで自分らしい、ユニークな働きができると思うのです。     (小林)

ガラテヤ3章28節:そこではもはや、ユダヤ人もギリシア人もなく、奴隷も自由な身分の者もなく、男も女もありません。あなたがたは皆、キリスト・イエスにおいて一つだからです。
創世記11章バベルの塔建設で生じた言語の不一致による分裂は、長い時を経てペンテコステに於いて一つに結ばれました。聖霊が全ての人に注がれ、言語が違っていても理解し合え、それまであった差別が取り去られました。それを示すのが上記の聖句です。⑴民族や人種間の差別がなくなり、⑵奴隷と自由人(黒人と白人等)間の残酷なまでの差別がなくなり、⑶男女間の差別もなくなるとの預言。それまであった差別が無くなったのです。それは、キリスト・イエスの働きによってです。キリストは、十字架の死によって罪を贖われ、三日目に復活されました。昇天、神の右に着座され、その後、聖霊を信じる者の上に注がれました。それは、差別や対立が無くなる世界を預言しています。それがペンテコステ(聖霊降臨日)なのです。    (浜田)

 先週,東京集会で行われた礼拝で録音された建徳です。

 (建徳 2024-5-19 小林兄、浜田兄(19:00))