2024年4月28日
主日礼拝
《建徳要旨》
①Ⅰペトロ2章16,17節:自由な人として生活しなさい。神の僕(奴隷)として行動しなさい。
悪人は悪に支配されているから、自由な人ではない。罪人も同じで、罪に支配されて善い行いができない。意志が奴隷になっているからです(ローマ7章18~20節)。神の僕(奴隷)になることです。そして、すべての人を敬い、兄弟を愛し、神を畏れ皇帝を敬いなさい。無慈悲な主人や、意地悪な上司にもそうするのです。鍵は、その人のどこを見るかです。『窓際のトットちゃん』に校長先生は「君は本当は良い子なんだよ」と語りかけます。外側に見えている姿ではなく、本当のトットちゃんを見ています。ダビデがサウル王を敬い、決して剣を向けなかったのは、サウルが神の油注ぎを受けていたからです。その一点を見ていたからです。そして、キリストは私たちをそのように見ていてくださるのです。それに気づきたい。 (浜田)
②ルカ10章27節:「また、隣人を自分のように愛しなさい。」
SDGs(持続可能な開発目標)は、世界の人々が今の生活をより良い状態にし、将来も公正で平和な暮らしができるようにと国連が制定した17項目。しかし、現状は目標達成に程遠く、すばらしい目標も制度も「愛がなければやかましいシンバル」(一コリント13・1)。SDGSの基礎となるものは神の愛に基づく隣人愛だと気付かされた。主は真の隣人愛の意味を示し、「あなたも同じようにしなさい」と命じられた(ルカ10:36,37)。SDGSに深く関連する聖書箇所の例:貧困と飢餓をなくそう(イザヤ58:7,申命14・28-29、マタイ25:35)。貧しい人,寡婦,寄留者,弱者を助けよう。男女平等を実現=民27:4-7,ガラ3:28(古代に娘たちが土地を相続、人間平等宣言)。平和と公正な世界に(ミカ6:7、マタイ20:13,14=神の国の公正と愛)。気候変動、環境汚染問題(創世記1:28,エレミヤ2:7=お前たちは…わたしが与えた土地を忌まわしいものに変えた) (柴川)
先週,東京集会で行われた礼拝で録音された建徳です。
(建徳 2024-4-28 浜田兄、柴川姉(25:30))