2024年2月25日
主日礼拝
《建徳要旨》
①2テモテ3章15、16節:この書物は、キリスト・イエスへの信仰を通して救いに導く知恵を、あなたに与えることができます。聖書はすべて神の霊の導きの下に書かれ・・。
私たちは、神様の一方的なお恵みにより、イエス様を救い主と信じる信仰を与えられ、滅亡よりお救い頂きました。神様が与えてくださった聖書により、私たちは神様の素晴らしさを、また救われるとはどういうことかを知らされます。16節にあるように、聖書の全巻は神の霊の導きの下に書かれたものゆえ、<私たちが聖書を深く理解するためには、聖霊なる神様に、どうぞお導きくださいと祈って読みなさい>と、イエス様御自身が教えてくださっています(ヨハネ14:16,17,26)。ところで、私たちは信仰の成長のために、毎日、霊の糧として聖書を読みたいのですが、これが習慣となるように、まずは互いに励まし合って、聖書の基礎を学ぶ場が必要ではと思わされました。 (北原)
②マルコとマタイによる、イエス様の洗礼(マルコ1章9-15節)と、その後に続く、荒れ野での断食と誘惑のエピソード(マタイ4章1-11節)は、現在でもキリスト教の重要な祭事として守られています。この断食の期間をレントと呼び、灰の水曜日に始まり、カーニバル、レント、受難週、そしてイースターに至る一連の行事となっています。プリマスブレズレンは、イギリスの国教会に反発して始まったこともあり、イースターとバプティズム以外の伝統を重要ではないとして排除してきました。しかし、それらの伝統の本質を見極めることは必要でしょう。さらに、40日はノアの箱舟の物語を示唆し、それがイエス様の死と復活に結びついており、ペトロの手紙を通じて、新約聖書と旧約聖書の関係に触れられています。レントの期間が内面を見つめ直す時間であるので、イエス様の復活を仰ぎ見る日であるイースターへの準備期間として活用していきたいものです。 (小山)
先週,東京集会で行われた礼拝で録音された建徳です。
(建徳 2024-2-25 北原兄、小山兄 (15:00))