2024年2月4日
主日礼拝

《建徳要旨》
Ⅱコリント12章7~10節:それで、そのために思い上がることのないようにと、わたしの身に一つのとげが与えられました。

とげはパウロだけではなく、私たち全員に与えられたものです。人間すべてが罪人だからです(ローマ3章9,10節)。とげは肉体だけでなく、精神面、性格面、周囲の環境面など様々です。例えば、神様はなぜ私にこんな欠点・弱点を与えたのか、どうして人ともっと本心で話せないのか、どうして自分は優柔不断なのか、人の事ばかり気になるのか等々。とげを取り去って下さいと願ったパウロに主は、「私の恵みはあなたに十分である。私の力は弱さの中で完全にあらわれる」と言われました。では、具体的にどう対処したら良いのでしょうか。Ⅱコリント4章6-9節。壊れやすい土の器である私たちの中に宝を納めることです。宝=光であり力であるイエス様を自分の中に迎え入れることです。大事なことは自分という器を空っぽにして、イエス様という尊い宝を迎え入れることです。すべてを明け渡すことです。 (百瀬)

②Ⅰペトロ1章1~4節:新約聖書には21通もの手紙が収められています。ヤコブとペトロの手紙は、各地に離散して仮住まいをしている人たちに宛てて書かれています。仮住まい=市民権がなく、離散=役に立たない水のように見なされていたキリスト者、社会の中で弱い立場に置かれ、苦しみを強いられて生きている人々への手紙なのです。そのことを知って、1つ1つの言葉を味わいたいと思います。3節:死者の中からのイエス・キリストの復活によって、生き生きとした希望を与え…ペトロは、主が十字架につけられた時、主を否んだ自分に絶望しました。しかし、復活の主との出会いによって、生き生きとした希望が与えられました。その体験が読み取れます。すべては神の豊かな憐れみのゆえです。その思いを手紙に託し、最初に、わたしたちの主イエス・キリストの父である神がほめたたえられますように、と書きました。    (浜田)

先週,東京集会で行われた礼拝で録音された建徳です。

 (建徳 2024-2-4 百瀬兄、浜田兄(24:00))