2023年11月12日
主日礼拝

《建徳要旨》
ヨシュア310:生ける神があなたたちの間におられて、カナン人、ヘト人、ヒビ人、ペリジ人、ギルガシ人、アモリ人、エブス人をあなたたちの前から完全に追い払ってくださることは、次のことで分かる。
過日、名古屋で開催された聖書講習会では、ウクライナやイスラエルの戦争に心を痛め、早期の終結を祈る声が多く聞かれました。今やクリスチャンとして、イスラエルの歴史や戦争について正確な知識が必要とされています。ユダヤ人はパレスチナの原住民ではなく、外国人アブラハムがこの地を訪れてから歴史が始まりました。アブラハムは丁寧に土地を購入し、平和を選びました。ヨシュア記では複数の民族が追い出しの対象として挙げられます。戦争は続き、バビロン捕囚を経てユダヤ人はローマの支配下に入ります。イエス様は新約聖書で律法の中心は神を愛し、隣人を愛することであると教えましたが、それが十分に実践されていなかったことは彼の言葉から明らかです。聖書はユダヤ人が負けた歴史も正直に伝えており、歴史は勝者だけでなく負けた者の視点も重要です。現代でも戦争が続いており、クリスチャンとしては聖書を通じて学び、平和への祈りを大切にしたいものです。                  (小山)

②ルカ23章28節:「エルサレムの娘たち、わたしのために泣くな。むしろ、自分と自分の子供たちのために泣け」と、ゴルゴダの丘への道で主は言われた。なぜか。それは引用されたホセア書で裁きの日のことだと解る。その日には人々が泣き叫ぶと黙示録にも預言されている。マタイ福音書を読むと、ユダヤ人たちは自分たちが責任をとるから十字架につけよと言ったことが解る。でも、それはユダヤ人だけではない。ゴルゴダの丘には私もいたのだ。だから、すべての人が十字架の責任を問われる日が来るのだ。その日に泣き叫んでももう遅い。しかし、主が復活してくださったお陰で、泣かなくてよくなった。主を信じる者の責任は主ご自身が負ってくださったからだ。だから、泣いていたマグダラのマリアに「なぜ泣いているのか」と声をかけてくださった。私たちはもう泣き悲しむことなんかいらないのだ。いつも、喜んでいることができるのだ。ハレルヤ。         (人見)

    先週,東京集会で行われた礼拝で録音された建徳です。

 (建徳 2023-11-12 小山兄、人見兄(27:10))