2023年11月5日
主日礼拝
《建徳要旨》
①マタイ24章12節:不法がはびこるので、多くの人の愛が冷える。
私たちが日々目にしているのが、国と国の敵対と、そこから生じる戦争です。不法がはびこり、そのため愛の冷えた世界になっています。悪魔は愛のない冷たい心です。そして隣人を信じられなくしています。だから、愛が必要です。キリストの愛です。初代教会の兄弟姉妹は、キリストが愛されたように愛し合おうとしました。私は自分が愛のない冷たい人間(氷のような家に住み、氷点を持つ者)だと気付きます。伝道はキリストの愛で満ちた集会になることから始まります。 (浜田)
②ヨハネ15章12節:主の新しい掟(戒め)に関連するマザー・テレサの言葉を思い起こしました。原爆資料館に展示されている色紙に書かれた言葉の訳文「広島に多大な苦痛をもたらした恐るべき罪悪が二度と起こらないように祈り、愛と祈りの行為が平和の行為であることを忘れないようにしましょう」には、英文の「神が私たち一人一人を愛されたように互いに愛し合いましょう。そうすれば…」と述べている部分が訳されていないのを知りました。彼女の愛の行為の基本である神の愛と御心の意味、私たち一人一人が愛されている大切な存在であること。人の命と平和の尊さを示す神の愛が、人道主義的な表現にすり替えられ、教育や公的な場から宗教的要素を払拭する意思が働いていることに気付きました。 (柴川)
③Ⅰヨハネ4章20節:目に見える兄弟を愛さない者は、目に見えない神を愛することができません。
目に見えない神を愛することは、人間にはできない。だから、目に見える小さな者を愛することが、神を愛することにつながる。マザー・テレサはインドで、誰にも顧みられないまま死にゆく者にするのは、イエス様にしていることだと言われた。イエス様は、「私の兄弟であるこの最も小さな者の一人にしたのは、私にしてくれたことである」と言われた。小さな者への小さな愛である。 (百瀬)
先週,東京集会で行われた礼拝で録音された建徳です。
(建徳 2023-11-05 浜田兄、柴川姉(17:10)、百瀬兄(26:30))