2023年7月9日
主日礼拝
《建徳要旨》
①ルカ23章34節:父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないのです。
前回(6/4)「敵を愛しなさい」(マタイ5・44-48)から、その教えの意味(天の父の子となるため)と、その教えを主御自身が実践されて救いの御業を成就されたことを示されました。私たちの生まれつきの性質では守ることができない教えです。けれども、次の事を思わされ感謝しました。全ての人の罪を負われ父神の裁きを受けて死なれ、復活された主を信じる者は救われ「神の子となる資格を与えられました」(ヨハネ1・12)。そのように、全ての人に差別なく恵みを注がれる神の愛を、十字架の御業で表された主を信じる者に、「天の父の子となるため」神の愛が与えらえること、その愛に似る(倣う)行いができる道が開かれていることです。冒頭の聖句のように殉教されたコベル宣教師夫妻(20年間、日本で伝道後、国外追放されフィリピンで日本軍に処刑される時、日本のために祈られた)。真珠湾攻撃隊長淵田大佐の回心(戦後日本人捕虜に尽くしたコベル師の息女の愛と信仰に感動し、この聖句によって回心し伝道者に)を知り御名を賛美。 (柴川)
②マタイ11章30節: わたしの軛は負いやすく、わたしの荷は軽いからである。礼拝賛美歌469番「功なきわれを」は、シャーロット・エリオットさんが、自身のかなりの痛みを伴う重い病気に罹ったとき、「神様はあなたに、ありのままの姿で彼の元に来て欲しいのだ」と教えられたことから、作詞されました。肉体的にも、精神的にもつらい状況にあったシャーロットさんが立ち直れたのは、神様の軛が軽く、負いやすかったからでしょう。約100年後にこの曲を聞いたビリー・グラハムが神様への信仰を新たにしました。彼はその後牧師となり、多くの働きをします。そして、後年彼の Crusade ではこの曲が招待の時に使われるようになりました。 (小山)
先週,東京集会で行われた礼拝で録音された建徳です。
(建徳 2023-07-09 E・S姉、E・K兄(22:23))