2023年4月30日
主日礼拝
《建徳要旨》
①ルカ10章29~37節:私の隣人とはだれですか?と問われ、主イエスは良きサマリア人の譬話をされた。その解釈。追いはぎに襲われた人=アダム(全ての人)、エルサレム=天、エリコ=この世、追いはぎ=悪魔とその手先、祭司とレビ人=律法と預言者、よきサマリア人=キリスト、宿屋=教会、サマリア人の再訪=キリストの再臨。ここには3つの生き方があります。①追いはぎ:暴力的に人から奪い取る。自分のことしか考えない。②祭司とレビ人:為すべき善を知りつつも行えず、見て見ぬふり。ここに自分を重ね合わせます。③サマリア人:差別され敵視されていた人でも助ける。彼は襲われ傷ついた人を見て、憐れに思い駈け寄らずにはいられなかった。130年前、乗松雅休兄が朝鮮に赴かれたのは、日本軍から民族と人権を奪われ虐げられていた朝鮮の人にキリストの愛を伝え、隣人となるためでした。その生き方は今も多くの人に感銘を与えています。そこにキリストが働かれました。半死半生だった私見てキリストは駈け寄り、救ってくださり、隣人になられた。 (K・H)
②ヨハネ14章2節:わたしの父の家には住む所がたくさんある。
私たちの集会の墓地は谷中霊園にあり、墓碑に冒頭の聖句が刻まれています。コロナで中断後、先週22日、3年振りの墓前礼拝でこれを再読しました。信仰者の霊は肉体の死後、永遠に主様のみもとにあることが約束されているとは、何と嬉しいことでしょう。最近私が急に気づかされたのは、間もなく80歳の私はこの世で生かされるのは恐らくあと10年か15年。そう長くない!うろうろせずに、聖霊のお導きを祈り、主様を深く知るために聖書通読のスピードを上げ、隠されている天国の大きな価値を家族が、親戚や友人や知人が、見つけることができるように(マタイ13:45,46)、ベストを尽くさねば。 (S・K)
先週,東京集会で行われた礼拝で録音された建徳です。
(建徳 2023-04-30 K・H兄、S・K兄(21:36))