2023年4月2日
主日礼拝
《建徳要旨》
①詩編23篇:「今の世の中を何事もなく、普通に、無事に過ごすことができることは、それはまさに奇跡だと思う」と書かれた文章を目にしました。一瞬「え、何事もなく無事にいることが奇跡?」と思いました。しかし、「ああ、そうなんだ今、私たちはそんなひどい時代にいるんだ」と理解しました。国が侵略され、戦争に巻き込まれたり、特殊詐欺やいじめなど、そんな危険に遭わずに、ごく普通に日常が保たれているなら、それは奇跡だというのです。奇跡そこには神様の力が間違いなく働いています。今お勧めしたいのは、ダビデの信仰が凝縮した詩23編です。
3-4節:主は御名にふさわしくわたしを正しい道に導かれる。死の陰の谷を行くときも、わたしは災いを恐れない。あなたがわたしと共にいてくださる。あなたの鞭、あなたの杖、それがわたしを力づける。神様は正しい道、父神様の天の御国に導いてくださる。そして、この世の旅路の間、ずっと共にいて下さり、敵を追い払う鞭、支えて下さる杖をもって私を力づけて下さいます。だから、たとえ死の陰の谷を行く時も、災いを恐れずに歩んで行きなさい、と励まして下さるのです。
5節:私を苦しめる者を前にしても、あなたはわたしに食卓を整えてくださる。わたしの頭に香油を注ぎ、わたしの杯を溢れさせてくださる。この世の食卓をいつも整えて下さり、霊の糧もいつも溢れさせてくださいます。何と心強いことでしょうか。
6節:命のある限り、恵みと慈しみはわたしを追う。恵みと慈しみがいつも私を追いかけ絶えることがない、と神様は約束下さっています。そして最後に、ダビデが信仰の頂点として一番願ったことは、次のことです。主の家にわたしは帰り、生涯、そこにとどまるであろう。これがダビデの一番願ったことであると共に、私たちにとっても一番の願いであるはずだから。私たちも皆、天の御国に帰るようにと力強く励まして下さっているのです。 (T・M)
先週,東京集会で行われた礼拝で録音された建徳です。
(建徳 2023-04-02 M・T兄)