2023年2月26日
主日礼拝

《建徳要旨》
マタイ21章1213節:神殿から商人を追い出す。優しい愛の主が激しい憤りの実力行使をされたお姿に驚く。神殿境内では過越祭に国の内外から集まる巡礼者の多くが、不当な手数料でユダヤ通貨に両替し、犠牲の動物も法外な高値で買っていた。その不正を黙認して彼らと裏で結託し、私欲を満たしていたのが祭司と律法学者だった。故に、主は「わたしの家は祈りの家であるべき」(イザヤ56章7節)なのに、「強盗の巣にしている」(エレミヤ7章10節)と言われた。祈りの家が商売の家とされていること、神の御名を利用し弱い立場にある人々から搾取し、苦しめる宗教家の偽善と背信行為に対し、父神を思う熱情の愛があふれ、神の御手の行使となり、定められた時を悟られ、死を覚悟された御心が秘められていた。ミカ6章6~8節、ローマ12章1節を示され、主の熱情の愛による尊い犠牲によって、礼拝を許されている恵みに感謝し、愛の歩みができるように祈る。 (E・S)

マルコ4章1~9節:種蒔きの譬え。種が成長するかどうかは、私たちの聞き方にかかっています。それで「聞く耳のある者は聞きなさい」と主は言われました。私たちの心を示す4つの土地は、1道端、2石地、3茨の中、4良い地です。初めから良い土地の人はいません。道端であったり石地であったり、茨に囲まれて窒息することもあります。そんな地にも種を蒔くのは、どんな人にも神の言葉を届けたいからです。現実には4つの種のうち3つは無駄になっています。それでも神は、命の言葉の種を蒔き続けられます。だから私たちは石を除き、茨を抜き「主よ、お話ください。僕(しもべ)は聞いております」と、耳を傾ける者でありたい。あなたがたは、朽ちる種からではなく、朽ちない種から、すなわち、神の変わることのない生きた言葉によって新たに生まれたのです。私たちに日々、新しい命を与えてくださるのが神の言葉です。それを、どのように聞くかで違いが生じるのです。 (K・H)

  先週,東京集会で行われた礼拝で録音された建徳です。

 (建徳 2023-02-26 E・S姉、K・H兄(28:00))