2022年6月26日
主日礼拝
《建徳要旨》
①出エジプト20章12~17節:盗んではならない。
もし,すべての人が十戒をその通り実行したら、どんな社会になるだろうか。誰も盗まないから、鍵をかける必要はない。今はそれとは違い二重に鍵をかけ、その上、監視カメラを取り付けている。盗みは働く労を払うことなく、すぐに実利を手に出来るが、盗まれた人の気持ちを考えたい。それが愛。
更に殺してはならない。ロシア聖教会の聖職者の内2人だけが軍事侵攻に反対した。理由は、神の教えに反するから。御心が行われますように、と祈っているなら、迫害されようとも、戦争に反対したい。それが神と人への愛。ローマ13章9節:「姦淫するな、殺すな、盗むな、むさぼるな」、そのほかどんな掟があっても、「隣人を自分のように愛しなさい」というに要約されます。愛が失われ、敵対や憎しみが増大している世界は、悲惨な現実を生み出しています。聖書の通り生きるのは難しいとしても、主が十字架で示してくださった無条件で圧倒的な愛を思い、それに少しでも近づきたいものです。 (K・H)
②エフェソ2章19~22節:あなたがたは…霊の働きによって神の住まいとなるのです。
一方的な神の恵みにより、キリストの体である教会(エフェソ1:23、1コリント12:17)に属する者とされたキリスト者の幸いな身分を、次の3つの比喩で示しています。まず19節で①神の国の民(聖なる民に属する者)~神から遠く離れた資格のない者に与えられる光栄②神の家族~御父神に親しく近づけられる神の子③神の住まい(神殿)~神の家族が住む建物の視点から。その神殿の土台のかなめ石(詩118:22・祭司長やファリサイ人たちが捨てた石が隅の礎石に)であるキリスト御自身にあって、建物全体が組み合わされ、建て上げられ、聖霊のお働きによって、神が住まいとして住んでくださる(Ⅰコリント3:16)。改めて、畏れと感謝をもって味わいつつ、エフェソ4章11,12節の御言葉を示されました。 (E・S)
先週ライブ配信された建徳の録音です。
(建徳 2022-06-26 K・H兄、E・S姉(16:17))