2022年6月19日
主日礼拝

《建徳要旨》

神様と人間の関係について。
神様が人間の創造主である事(エフェソ1章4節と創世記1章26節)、そして、一方的に契約を結び、いろいろ教え、約束を与えてくださった(出エジプト6章2~7節)。それがモーセの十戒などの律法であり、聖書を通して示された教えと約束です。しかし人間は原罪によって、折角、与えられた律法を守れない。そして、滅びる以外にない者になってしまった。しかし、神様は私たち人間を限りなく愛し憐れまれ、その滅びから救い出すために愛する独り子イエス様を、この世にお遣わしになり、私たちの罪の身代わりとして十字架の死に至らせました。そのキリストを信じる者は皆、天の御国に生きる永遠の命の約束を与えて下さったのです。神様と人間との関係を示しているのが、ヨハネ3章16節です。  (T・M)

詩編331318節:主は…地に住むすべての人に御目を留められる。見よ、主は御目を注がれる、主を畏れる人、主の慈しみを待ち望む人に。コロナ感染防止対策が緩和され、換気や密着に全く心配のない所でもマスクを着用する心理が話題に。日本人は特に周りの視線、空気を気にしがちで、村八分のような非難の目を感じる。コロナ禍も非常時ですが、戦争になると政府は挙国一致の正義と勝利の世論を起こします。先の大戦中も然り。日露戦争時に反戦詩を発表した与謝野晶子も、ロシア側で反戦論を書いたトルストイも激しい世論の批判非難を受けた実例を思い起こします。冒頭の御言葉を示され、何よりも先ず神の慈しみの御目が全ての人に注がれ、心も行いも知られていること、故に御子イエスの愛と赦しの犠牲による救いを与えられ、更に、主イエスの執り成し(ヘブライ4:15,7:25参照)の眼差しに見守られている恵みを感謝します。  (E・S)

 先週ライブ配信された建徳の録音です。

(建徳 2022-06-19 T・M兄、E・S姉(14:18))