2022年4月24日
主日礼拝

《建徳要旨》

Ⅱコリント12110節:主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」と言われました。

パウロは肉体に与えられた1つのとげを取り去ってほしいと、3度も主に願いました。すると主は、上記の聖句のように応えられました。わが恵み汝に足れり(文語訳)。私は圧迫骨折によって3か月間、弱さを体験しました。徹底的に弱くされ、もうだめかとも思いました。そのような中で、この聖句を改めて味わいました。とげが取り去られない状態、弱さのまま苦しみのあるまま、主と共に生かされる中にある十分な恵み。それは、弱い時にこそ強いということです。パウロの内に生きている、イエス様の命が働かれるからです。イエス様は十字架で究極的な弱さを表されました。しかし、神の力によって死から復活され、今も生きておられます。私たちも神の力によって、キリストと共に生かされています(ヘブライ13章4節)。     (E・S)

②ルカ1517節:見失った一匹を見つけ出すまで捜し回らないだろうか。

今一度信仰の原点に立ち帰りたい。自分もこの羊のように迷い、失われたものでした。自分だけでは本来の場所に戻れないことを知っている羊飼いは、見つけ出すまで捜し回るのです。聖書は失われた人間を必死で捜し回る父神を、イエス様を通して示します。そして、見つけたら喜んで羊を肩に担いで家に連れ帰ります。神の側の喜びはとても大きい。
イザヤ62章5節:花婿が花嫁を喜びとするように、あなたの神はあなたを喜びとされる。私たちはキリストの贖いの故に、神に喜ばれ、神に祝福されています。だから、「祝福してください」と求める前に、キリストの故に既に祝福されていることに気づかせて下さいと祈りたい。「恵んでください」と願うよりも、弱さにあっても「私の恵みはあなたに十分である」と、主は言われていることを覚えたい。前述の建徳①の聖句を参照下さい。 (K・H)

先週ライブ配信された建徳の録音です。

(建徳 2022-04-24 E・S姉、K・H兄(30:45))