2022年1月9日
主日礼拝
《建徳要旨》
①ルツ2章1~3節:ルツは出かけて行き、刈り入れをする農夫たちの後について畑で落ち穂を拾ったが、そこは、…ボアズの畑の一角であった。物事に偶然というものはなく、すべての出来事には定まった時があります。うれしい出来事だけでなく、事故や災難、病気などに於いても同じです。たまたまそうなるのでは、決してありません。それを示すのがルツ記です。落穂拾いにルツが入ったのは、「図らずも」姑ナオミの夫エリメレクの親戚ボアズの所有する畑でした。親戚の畑だから助けてくれると考えて、そこへ出かけたのではありません。何の意図もなく出かけたら、そうだったのです。同じように私たちを導き、配慮してくださる神がいます。その神を信じ、毎日を平穏に過ごせているなら、それは当たり前ではなく、♪救いに与り、日々保たれ、かくあることさえ、奇(くす)しきかな♫です。 (K・H)
②マタイ2章2節:ユダヤ人の王としてお生まれになった方…わたしたちは東の方でその星を見たので、拝みに来たのです。ルカ2章15節:さあ…その出来事を見ようではないか。イエス様のお誕生を知って訪れた人たちは対照的。東方(アッシリア、バビロン、ペルシャ興亡の地域説あり。ユダヤ人捕囚の国々)の天文学識者、新星の出現をメシア誕生の啓示と信じ、捧げ物を携え旅立った異邦人(改宗者か)。
ベツレヘム近くで野宿する羊飼いたちは貧しい労働者。半ば好奇心で手ぶら。しかし、共通点は神の御告げを素直に受け止めて従い、キリストを拝したこと。一方、ミカ5章1節の預言を解釈して無視した祭司長・律法学者たち、逆用して殺害を計ったヘロデ王がいます。今、世界は不安と混迷の中にあります。色々なタイプの人に福音が伝えられ、主が傷つき苦しみ悩む人たちの近くに立ち、寄り添ってくださる恵みを受け入れることができますように。 (E・S)
先週ライブ配信された建徳の録音です。
(建徳 2022-01-09 K・H兄、E・S姉)