2021年12月19日
主日礼拝

《建徳要旨》

①フィリピ4章6,7節:どんなことでも神様に感謝を込めて願い、求めていることを神に打ち明けなさい。そうすれば神からの平安が、あなたの心と考えを守ってくれるとの約束。これほどうれしい御言葉はないのに、信仰の薄い私たちは、本当かと、つい疑ってしまう。そして、思うように物事が進まない時や挫折した時は祈ることも忘れて、人間的な思いや力だけで何とかしようとする。そこで、ローマ4章19~22節を読みたい。
アブラハムは神様の約束は必ずその通りになる、と信じました。神様は約束したことを必ず実現する力を持っているお方だと確信していたからです。前8世紀の預言者イザヤはメシアの誕生を預言、約束しましたが、その通りに実現しました。更にそのイエス様が、人間の罪の身代わりとして十字架で死なれる事も預言した。そして私たちを勇気づけるのがヨハネ16章33節と3章16節の御言葉です。        (T・M)

②マタイ2章1~11節:彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。イエスがお生まれになったとき、東方の占星術の学者たちが、星に導かれて来訪。そして幼子イエスに、贈り物を献げました。黄金:王位の象徴。イエスは「王の王」であること。乳香:祈りの象徴。聖なる祭司で祈りの人。没薬:死の象徴。没薬は、死者の身体に塗られるもので、世の罪を負い「神の子」として死ぬために生まれたことを意味します。画家ジェンティル・ファブリアーノの『東方三博士の礼拝』では、三大陸(ヨーロッパ、アジア、アフリカ)白人・黄色人・黒人の全人類に、更に、若者・壮年・老人に描き分けられ、全年齢層を表しています。すべての人が幼子イエスを礼拝する、それがクリスマス。黄金は献金を、乳香は祈りを(黙示5章8節)、没薬は十字架の死を示し、パンを裂く礼拝そのものを表しています。   (K・H)

  先週ライブ配信された建徳の録音です。

(建徳 2021-12-19 T・M兄、K・H兄)