2021年3月21日
主日礼拝

《礼拝》
礼拝讃美歌⇒13番(旧153番)
『あまねく天地があらわす』
聖書⇒フィリピの信徒への手紙2:6~8
『キリストは、神の身分でありながら、神と等しい者であることに固執しようとは思わず、かえって自分を無にして、僕の身分になり、人間と同じ者になられました。人間の姿で現れ、へりくだって、死に至るまで、それも十字架の死に至るまで従順でした。』
礼拝讃美歌⇒456番(旧200番)
『カルバリやまの十字架』
聖書⇒エフェソの信徒への手紙2:3~5、8節
『わたしたちも皆、こういう者たちの中にいて、以前は肉の欲望の赴くままに生活し、肉や心の欲するままに行動していたのであり、ほかの人々と同じように、生まれながら神の怒りを受けるべき者でした。しかし、憐れみ豊かな神は、わたしたちをこの上なく愛してくださり、その愛によって、罪のために死んでいたわたしたちをキリストと共に生かし、――あなたがたの救われたのは恵みによるのです――
事実、あなたがたは、恵みにより、信仰によって救われました。このことは、自らの力によるのではなく、神の賜物です。』
礼拝讃美歌⇒476番(旧266番)
『いかなるめぐみぞ』

《パン裂き》
聖書⇒コリントの信徒への手紙一の10:16、17節
『わたしたちが神を賛美する賛美の杯は、キリストの血にあずかることではないか。わたしたちが裂くパンは、キリストの体にあずかることではないか。パンは一つだから、わたしたちは大勢でも一つの体です。皆が一つのパンを分けて食べるからです。』
礼拝讃美歌⇒149番(旧220番)
『しょくたくにまねかれ』

《建徳》
ヨハネによる福音書19:28~30節
『この後、イエスは、すべてのことが今や成し遂げられたのを知り、「渇く」と言われた。こうして、聖書の言葉が実現した。そこには、酸いぶどう酒を満たした器が置いてあった。人々は、このぶどう酒をいっぱい含ませた海綿をヒソプに付け、イエスの口もとに差し出した。イエスは、このぶどう酒を受けると、「成し遂げられた」と言い、頭を垂れて息を引き取られた。』

《建徳要旨》

ヨハネ19章28~30節:イエスは、このぶどう酒を受けると、「成し遂げられた」と言い、頭を垂れて息を引き取られた。これは十字架上の7つの言葉の6番目です。主は「成し遂げられた」と言われました。何を成し遂げられたのでしょうか。そのことを十字架上の7つの言葉から読み解きます。

①「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないのです」(ルカ23:34)赦せない者を赦す愛です。
②「はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる。と言われた(ルカ23:43)。救われる資格もないと言う犯罪人にも、救いと御国を約束された。
③母に、「婦人よ、御覧なさい。あなたの子です」と言われた(ヨハネ19章26,27節)。母を弟子のヨハネに託します。
④「エリ、エリ、レマ、サバクタニ」これは、「わが神、わが神、どうして私をお見捨てになったのですか」という意味である。(マタイ27:46)。私たちの身代わりとして父神から見捨てられたのは、私たちが決して見捨てられない確証です。
⑤「渇く」と言われた(ヨハネ19章28節)。もっと救いたい。
⑥冒頭聖句。完了した、終わった→成し遂げられた。私たちへの宣言であり、父神への報告。罪の赦しを宣言し、どんな罪人をも救うために、身代わりとなって父神から捨てられたイエス様。主を信じる者は絶対に見捨てられない保証。
⑦「父よ、わたしの霊を御手に委ねます」委ねて死なれた。

人間(アダム)の犯した不従順の罪、悪魔の誘惑に負けた罪を償うために、主イエスは死に至るまで、それも十字架の死に至るまで従順を貫かれた(フィリピ2:6~8)。それによって救いが成し遂げられました。だから、私たちのなすべきことは、主イエスを救い主と信じること。信じて主イエスと一つにされ、主の命(永遠の命)と聖霊をいただくこと。主イエスは、「あなたがたには世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。わたしは既に世に勝っている」(ヨハネ16章33節)と言われた。私たちは信じることによって、主イエスと一つとされ、主の勝利が自分の勝利となるのです。 (K・H)

礼拝讃美歌⇒133番(旧209番)
『十字架のくるしみ』

 

先週ライブ配信された建徳の録音です。

(建徳 2021-03-21 K・H兄)