ヨハネ2章1~11節:ぶどう酒が足りなくなったので,母がイエスに、「ぶどう酒がなくなりました」と言った。結婚式でぶどう酒が足りなくなる一大事を、裏方の母マリアは、イエスに事実だけを告げた。それ以上は何も言わない。たとい冷たく拒絶されようとも、必ず助けてくれると信頼して待った。それが祈りの姿。これからのイエスとマリアは母子関係ではない。イエスは清めに用いる6つの水がめ(旧約律法)に水を満たさせた。その水を汲むと最上のぶどう酒(福音)に変わっていた。人の心に喜びを与えるぶどう酒に変えられた。これが、主イエスがなされた最初のしるし。奇跡とは呼ばず、「しるし」とヨハネは書いた。イエスがどんな御方であるのかを示すのがしるし。これを最初に行われた。結婚式は歓喜と笑いの場。その場で大変困った問題が起きた。私たちにも同じことが起きる。それを救ったのが、マリアの信仰とイエスの愛。水がぶどう酒に変わる、それも最上のものに変わる。後からもっと美味なぶどう酒が振舞われ、式場は一層の歓喜に湧いた。裏方も安堵し、喜んだ。主イエスは私たちをも喜びで満たされる。ヨハネは、イエスを信じる者も水からぶどう酒に変化することを示唆した。

礼拝讃美歌 503番(天つ真清水 流れ来て)

夕べの歌:ブルクハルト作 今わたしは 眠ろうとしています。今日はとてもよい日でした。神さまはわたしを 本当によく思いやり わたしに多くの喜びを 与えてくださいました。 わたしを守り 恵みを与えてくださいました。 今日はとても楽しい一日でした。
*眠る前に、この祈りを口ずさむのは良い習慣です。

(今朝のライブ配信)
Ⅰテサロニケ5章16~22節を読みます。上記建徳 の最後にある変化とは、私たちがいつも喜び、絶えず祈り、どんなことも感謝する生き方です。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神が私たちに望んでおられることです。更に、聖霊の火を消さない、預言を軽んじない。しかし、すべてを吟味して、良いものを大事にしなさい、と勧められています。自分の力では、良いぶどう酒には変われません。聖霊と御言葉の働きによります。だから、5章19~22節が記されています。


先週ライブ配信された建徳の録音です。

(建徳 2020-05-17 K・H兄)