①Ⅱテモテ3章16節:聖書はすべて神の霊の導きの下に書かれ…。私たちはなぜキリスト教を信じているのか。本物の宗教だから。では、その3つの理由とは、
1.人間が造った神ではなく、天地万物を創造され、私たちに語りかけて下さり、今も生きて働かれる神ゆえ。
2.キリスト教の聖典である聖書のゆえ。神が人間に神の霊の導きの下に、啓示を与えて書かせたのが聖書。BC1500年間~AD100年間に40人もの著者が書いたが、何の矛盾もないばかりか統一がとれている。
3.その聖書に書かれている人間救済のご計画のゆえ。
次に、では私たち何のために信じているのか、信仰によってどんな良い事があるのかについて述べたい。
創世記6章9~17節:ノアの箱舟は長さ150mもある巨大な船。ノアは世間の人々の嘲笑を浴びながら、全財産をつぎ込んで造った。この時代の世相と現代は、非常によく似ている(マタイ24章32~35節)。神は始めに警告をしている。それは、何とかして人間を滅びから救いたい、一人も滅びないで皆が悔い改めるように、との思いから(Ⅱペトロ3章3~7節)。神は、箱舟で新しい安全な場所へ連れて行こうとしておられる。しかし神は、私たちに「箱舟を造れ」とは言われていない。救い主イエス・キリストが造ってくれた箱舟に入るだけでいい。主イエスの箱舟に乗る事、それが信仰。その先にある目標は神の御国。そこに迎え入れられる事こそ恵み。死後の裁き(ヘブライ9章27節)を超えて、御国こそが私たちの目標。そこは、神が私たちと共に住み、もはや死も悲しみも嘆きも労苦もない所(黙示録21章3,4節)。そこが信仰の目標。 (百瀬兄)
建徳の録音です。
(建徳 2019-12-15 百瀬兄)