①出エジプト1章22~2章10節:開けてみると赤ん坊がおり、しかも男の子で、泣いていた。王女はふびんに思い…。王女は父王の命令「男の子はナイル川に放り込め」を知りつつ、憐れみと不憫との情から赤ん坊のモーセを助けた。姉の機転で実母が乳母となり、王女から養育費と手当までもらう。読んでいてハラハラさせられる箇所だ。その後、出2章11~25節:成人したモーセは誤って殺人を犯すが、神は逃れる道を備え、守られる。モーセが2回も助けられた背後にあったのが父母の祈り、姉の祈り、赤子モーセの泣き声。そして、イスラエルは過酷な労働のゆえに助けを求める叫び声を上げ、その声は神に届いた。神は私たちの嘆く声も聞いて下さる。出3章にはモーセの召命が書かれている。ここまでの出来事を信仰の目をもって見、神の測り知れない御計画を知りたい。 (百瀬武夫兄)
②創世記16章1~10節:主の御使いは言った。「女主人のもとに帰り、従順に仕えなさい。」人間関係のトラブルはお互いに非があるもの。女主人サライとその女奴隷ハガルのトラブルは、ハガルの高慢さが一因。サライのいじめに耐え切れず、逃亡したハガル。泉の畔で彼女に優しく語りかけたお方は、受肉前の主イエス。「あなたはどこから来て、どこへ行こうとしているのか」と問いかけ、元の場所に戻り、身を低くして従順に仕えよと命じた。一番したくないこと。それを命じるのは、自らも十字架を負って従順に仕えられたお方。だから、ハガルは従った。信仰の成長には十字架を負い、従順を学ぶ学課がある。実生活に於いてその従順を学ぶ。頑なな自我が砕かれること。ハガルは「あなたこそエル・ロイ(私を顧みられる神)です」と言った。生まれる子はイシュマエル(主があなたの悩みを聞かれる)と命名された。主は聞かれる。(浜田兄)
建徳の録音です。
(建徳 2019-11-03 百瀬兄、浜田兄@26:10)