2023年5月14日
主日礼拝

《建徳要旨》
あなたの人生における生きがいは何ですかと尋ねられたら、どう答えますか。もし、この世の後にも人生があるのだとしたら、そのことも含めてトータルに考える必要があります。死後にも過ごす世界があるからです。万物の創造主である神様が、私たち人間のために用意している御国で過ごす人生があります。そちらの方が“主であり”この世の人生はあくまで“従の世界”なのです。それでは、神様の御国とは、どんな所なのでしょうか。
一言でいえば、愛の世界です。Ⅰヨハネ4章16節:神は愛です。更に10節:わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して、わたしたちの罪を償ういけにえとして、御子をお遣わしになりました。ここに愛があります。神の本質は愛です。その愛の神様が罪人である私たち人間を先に愛してくださったのです。だから、私たちも神に倣い感謝して互いに愛し合うべきです。愛によって互いに仕えなさい(ガラテヤ513節)。ここでいう愛は人間の愛ではなく、神の愛アガペーの愛です。神の御国においては、神様の栄光の中で愛によって互いに仕え合い、支え合って暮らしていくのです。その御国は「彼らの目の涙をことごとくぬぐい取ってくださる。もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない」世界です(黙示録21・4)。驚かされる御言葉:人はたとえ全世界を手に入れても、自分の命を失ったら、何の得があろうか(マタイ1626。これは永遠の命のことです。とてつもない価値がある永遠の命を失ったらたとえ全世界を手にしようとも何の得もない。この永遠の命を得るにはどうしたら良いでしょうか。私たちの罪の身代わりとなって十字架にかかられたイエス・キリストを、自分の救い主と信じるだけで良いのです。父神様は私たちが御国に無事に帰り着くのを、今か今かと待ち続けてくださっているのです(ルカ15・20)。この世の人生は、次の人生である御国に入るための準備、訓練の場だからです。  (T・M)

  先週,東京集会で行われた礼拝で録音された建徳です。

 (建徳 2023-05-14 T・M兄)