2023年7月16日
主日礼拝

《建徳要旨》
福音は宗教ではなく、よい知らせです。それは、宗教は、何かに従う、ゆえに受け入れられるですが、福音は恵みが先だからです。福音とは、私たちと神との関係を正すために、イエス・キリストが何をしたかを知らせるよい知らせです。イエス様がしてくれたこととは、私たちの罪のために死なれ、葬られ、三日目に復活され、現れたことです(Ⅰコリント15章3~8節)。そして,神様が望まれる関係とは、人格を持った愛の関係です(ヨハネ15章15節)。また、人は目の前の問題がすぐに解決されることを願いますが、キリスト教信仰は、先取りの信仰で、未来を見せる、未来を約束することで、目の前の問題に、勇気が持て、忍耐できるのです。そして、クリスチャンの最終ゴールは、新しい天と新しい地の創造神の平和が満ち溢れる場所が、約束されているのです。だから、神様といっしょにわくわるする旅をしていきましょう。そして、こんなに素晴らしい福音を一人でも多くの人に伝えていきましょう。      (小林)

②箴言3章58節:心を尽くして主に信頼し、自分の分別(悟り)には頼らず、常に主を覚えてあなたの道を歩け。宗教は人間が神のために努力し行うことですが、福音は反対に神が人間のために主イエスによってして下さったことです(上記①建徳参照)。その主に心を尽くして信頼しなさい。ところが私たちは、つい自分の分別・知恵を頼りにします。だから、自分が握っているものに執着しますし、思い煩います。その手を放してみよ。それでも失わず落ちないのは、神があなたを捕え支えているから。そこに平安があります。それは私が無になり、キリストが私の全てになるから。その結果、自分を知恵ある者と見る自惚れや、高慢さから解放され、謙虚にされます。
箴言は知恵や悟りを与える格言集と思われがちですが、実は福音を記す書です。自分ではなく、常に主イエスを覚え信頼する生き方を示しているからです。  (浜田)

礼拝讃美歌 218番(わが知恵より主の知恵ぞ わが業より主の業ぞ わが手よりも力ある 神の御手ぞ頼もしき

先週,東京集会で行われた礼拝で録音された建徳です。

 (建徳 2023-07-16 小林兄、浜田兄(15:00))