2022年6月12日
主日礼拝

《建徳要旨》

創世記11章1~9:バベルの塔の物語
世界中は同じ言葉を使って話していた。東の方から移動してきた人々は、シンアルの地に住み着きました。バビロン王朝が瞬く間に中東地域を制圧し、一大帝国を築いた地。これに対して神は、人間の高慢さ故に罰としてお与えになりました。それが、言語による分散でした。これは海外に住んだ人たちなら痛いようによく分かる「罰」だと思います。最小のコミュニケーションさえ出来なくなるからです。現在この世界には190ほどの国があり、およそ6900の言語があります。ということは、このバベルの塔の事件の後、7000以上のグループが出来たわけで、その混乱たるや想像を絶したもの。高い塔を建てるためには熟練した技術者が必要になります。これは産業革命のことで、それは人を増長させました。私自身、長いこと海外にいて、この多くの言語がもたらす問題を見てきました。でも、多くの言語による文化の多様性という良き面も見てきました。全てのことに共通しているのは、コインには2つの面がある、と言うことです。自分の人生体験をより深めるには,このコインの両面をいつも見るようにしないとなりません。これは神様が私たちに、常に心がけるように語りかけていることだと思います。視野を大きく広げて、これからも生活していきたいと思います。             (E・K)

ローマ1415節:キリストはその兄弟のために死んでくださったのです。
その兄弟とは、信仰の違いから対立し、蔑んでいる相手です。正しいか否か以上に、愛が問われています。天の父神は悪人にも太陽を昇らせ、正しくない者にも雨を降らせてくださいます。正邪に集中する余り、キリストがその兄弟のためにも死んでくださったことを、忘れてしまいます。フィリピ1章9,10節:知識と識別力により、愛が更に豊かになり、本当に重要なことを見分けたい。   (K・H)

 先週ライブ配信された建徳の録音です。

(建徳 2022-06-12 E・K兄、K・H兄(17:36))