2022年3月27日
主日礼拝

《建徳要旨》

マタイ16章:「メシアと告白したペトロ」あなたはメシア、生ける神の子です。(16節)
イエスさまは弟子たちに「人々は、わたしのことを何者だと言っていますか」と、尋ねられました。彼らは口々に、洗礼者ヨハネだとかエリヤなどと答えました。すると今度は、「あなたがたはわたしを何者だと言うのですか」と、尋ねられました。これに対するペトロの答えが冒頭の聖句です。これは彼の信仰告白ともいうべきものでした。でも、その舌の根も乾かないうちに、大失態を演じてしまったのです。イエスさまを襲った兵士に剣を抜いて戦おうとして諫められ、鶏が二度鳴く前に三度もイエスさまを知らないと言ってしまったのです。その行いは、立派な信仰告白とはとても似つかわしくないものでした。では、ペトロの信仰告白は無意味だったのでしょうか。いいえ、そうではありません。イエスさまは彼の信仰告白を喜んでくださり、ペトロ自身ではなく、彼の信仰告白の上に教会を建てると言われたのです。イエスさまがどんなお方かを知るためには、私自身が何者かを徹底して知ることです。立派なことを言っても、自分中心で、身勝手で、愛のない、弱い者だと知れば知るほど、それでも私のすべてを赦し、尊い命に代えてまで私を救ってくださったイエスさまの愛を知ることができるのです。私たちもペトロと同じです。でも、イエスさまはそんな者の信仰告白をも喜んで受けてくださるのです。私たちの集会もこの信仰告白を礎として建てられているのです。 (N.H)

ローマ131114節:緊迫した世界情勢下、破滅ではなく究極の救い(主の再臨)が近づいている。だから闇の行いを脱ぎ捨て、光の武具である主キリストを着ること。既にキリストを着ている(ガラテヤ3章27節)故、意識的に主と一つに結び付くこと。 (K・H)

先週ライブ配信された建徳の録音です。

(建徳 2022-03-27 N・H兄、K・H兄(23:29))