神は二つの大きな光る物と星を造り、大きな方(太陽)に昼を治めさせ、小さな方(月)に夜を治めさせられた。(創世記1章16節)

地球が、奇跡の星と呼ばれているのを、ご存知でしょうか。生命が存在するためのすべての条件を、地球だけが奇跡的に満たしているからです。無限に思える宇宙であっても、地球だけなのです。それは次の理由によります。太陽との絶妙な距離(近いと高温過ぎ、遠いと低温過ぎる)、地球の絶妙な大きさ、自転軸が23.4度傾いていること、月との関係でその傾きが一定に保たれているなどです。誰かが計画を持って、そうしたとしか言いようがありません。それが地球なのです。「幾つもの偶然が絶妙に重なり合った結果」と言われますが、本当は、冒頭の聖句にある通り、神がそのように創造されたからなのです。 

物事に偶然はありません。すべての出来事には、定まった時があります。生まれるに時があり、死ぬに時があります。ただ、私たちがその時を知らない(知らされていない)だけなのです。だから、まさか…と思うのです。でも、明日のことまで心配しなくても良いのです。私たちの最善を絶妙な形で行ってくださる、父なる神がおられるからです。

地球が奇跡の星であることを知る時、その上に生かされていることは何と有り難いことでしょうか。決して当たり前ではありません。暑いの寒いのと、つい不平を口にしますが、四季があることは恵みです。それなのに、人間はこの素晴らしい地球を汚染したり、破壊してきました。地球は誰のものかと言えば、それは神のものです。絶妙さを持って創造された神のものです。そこに込めた思いと願いは、命あるもの(人間も動物も植物も、生きとし生けるすべて)に最高の日々を与えるためです。これを知って、とてもうれしい気持ちと感謝の思いが、心の底から湧いてきました。(2022年1月12日)