受難週のための栞(2021年3月28日~4月3日)
福音書を開き、主イエスの受難を辿りながら、復活日を迎えましょう。

3月28日(日)子ロバに乗ってエルサレムに入られたイエス
マタイ21章1~11節、マルコ11章1~11節、 ルカ19章28〜44節、ヨハネ12章12~19節を、読み較べてみるのも興味深いと思います。ホサナ!ホサナ!と迎え入れられたイエスですが、やがて十字架へと。

3月29日(月) 宮きよめ
マタイ21章12-17節、マルコ11章15~19節、ルカ19章45〜48節、ヨハネ2章13~22節。*マタイは一日早い日曜日の出来事としています。ヨハネは主イエスの公生涯の始めに置いています。

3月30日(火) 問答と教えの日
マタイ21章~25章46節、マルコ11章20節~13章36節、ルカ20、21章。律法学者やファリサイ派の偽善を痛烈に非難。

3月31日(水) ベタニヤでの香油注ぎ
マタイ 26章6~13節、マルコ14章3〜9節、ヨハネ12章1~8節。この時、イエス様は既に十字架の死を自覚しておられました。直感的にそれを察知していた女性の行為に心を打たれた主様。

4月 1 日(木) 洗足と最後の晩餐
マタイ26章17~30節、マルコ14章10~26節、ルカ22章1~38節、ヨハネ13:1〜20 節。
ゲッセマネの園での祈りと捕縛 マタイ26章31~75節、マルコ14章32~51節、ルカ22章39〜65節、ヨハネ18章1~27節。その夜、最高法院での裁判で死刑が言い渡されるが、ローマ式の十字架刑に処すためピラトの館へと。

4月 2 日(金) 受難日
夜明けとともに総督ピラトの前で裁判を受ける、死刑が決まる。イエスを十字架につけたのは、午前9時であった(マルコ15章25節)。マタイ27章、マルコ15章、ルカ23章、ヨハネ19章を読みましょう。
午後3時にイエスは息を引き取られた。それから、日没までの数時間を一日と数えます(1日目)。その後、ヨセフの墓に葬られます。マタイ27章50~56節、マルコ15章42~47節、ルカ23章50~56節、ヨハネ19章38~42節。

4月 3 日(土)墓の中で
1ペトロ3章18~20節, 4章6節。
キリストは福音を告げ知らせるため陰府に下られた。金曜日の夕刻から土曜日の夕刻まで丸一日(2日目)と、土曜日の夕刻から日曜日の早朝までで3日目。

4月4日(日)早朝に復活される