賛美:ダビデが定めた賛美の奉仕者

ダビデと将軍たちはアサフ、ヘマン、エドトン子らを選び分けて、奉仕の務めに就かせた。彼らは竪琴、琴,シンバルを奏でながら預言した。(歴代誌下25章1節)
主に向かって歌をうたうための訓練を受けた者は288名。そこには年少者も年長者も、熟練した者も初心者も区別なく、くじによって務めの順番を決めた。(同上25章7,8節)

ここを読んだ時、礼拝に於ける奏楽者や賛美する者の平等さ、技術の違いや年功序列的な決め方をしないで、すべてくじで決めているのに驚きました。詩編の表題に、指揮者によって、伴奏付き、笛に合わせて、等があります。楽器演奏や賛美が、礼拝に於いて重要な役割を占めていたことが分かります。賛美しながら預言もしていたようです。 

祈り:ある無名兵士の詩(作者不詳)

この詩は140年前にアメリカの南北戦争に従軍し、戦傷者となった南軍の兵士がニューヨーク州立大学病院の病室に記した詩と言われています。

大きなことを成し遂げるために強さを与えてほしいと神に求めたのに
謙遜を学ぶように弱さを授かった
 

偉大なことができるようにと健康を求めたのに
より素晴らしいことをするようにと病気を授かった 

幸せを求めて富を求めたのに 知恵を使うようにと貧困を授かった 

人々の称賛を得ようと力と成功を求めたのに
神の存在に気づけるようにと弱さを与えられた 

人生を楽しもうとあらゆるものを求めたのに
あらゆることを楽しめる命が既に与えられていたと気づいた 

求めたものは一つとして与えられなかったが 祈りはすべて聞き届けられた
神の意に添わぬ私であったのに もっとも豊かに祝福されたのだ   

主イエスはゲッセマネの園で、十字架の死という杯を取り去ってくださいと、三度も祈られましたが、直ぐに「私の願いではなく、御心のままに」と祈られました。私たちも主イエスに倣って祈り委ねるなら、自分の願いを超えて、より大きな神の世界へと引き上げられます。すべての祈りは聴かれているのです。