2021年11月28日
主日礼拝

《建徳要旨》

ローマ12章16節:パウロはキリストの謙遜さを思いつつ、高ぶらず、身分の低い人々と交わりなさい。自分を賢い者とうぬぼれてはなりません、と勧めました。身分の低い人々とは、どんな人だったのでしょうか。マルコ2章13~17節:レビ=マタイという徴税人もその一人でした。喜んだレビは仲間を自宅に招き、イエスと一緒に食事をしました。すると、ファリサイ派は、「どうしてこんな連中と一緒に食事をするのか」と非難しました。イエスが身分の低い、賤しい職業の者の友となっていたからです。イエスは、「狐には穴があり、空の鳥には巣がある。だが、人の子には枕する所もない」と言われ、家のないホームレスと同じ低さにまで身を屈められたのです。もうすぐクリスマスですが、誕生される時も、人の泊まる宿屋ではなく、家畜小屋でした。礼拝讃美歌98番2節:この人を見よ。 (K・H)

コリント1013節:神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に…逃れる道をも備えてくださいます。パウロはコリント教会に警告と訓戒と共に、この慰めと励ましを述べている。「試練」の語には「誘惑」の意味が含まれていると言う。「神はアブラハムを試された」(創世記22章1節)。厳しい試練に耐え、逃れる道を備えられ、祝福と約束の確認を得た。「サタンが彼(ユダ)の中に入った」(ヨハネ13章27節)ユダ自身のメシア願望に絶望した心の闇(罪)に誘惑が入った。「イエスは悪魔から誘惑を受けるため、霊に導かれ…」(マタイ4章1節)。神の御旨で悪魔の誘惑が許され、主はメシアとしての試練に勝利された。以上から、苦難に遭う時、サタンは誘惑となるよう仕向けても、「神は真実な方」故、信じて憐れみを祈り、逃れる道が備えられることを学ぶ。    (E・S)

  先週ライブ配信された建徳の録音です。

(建徳 2021-11-28 K・H兄、E・S姉)