今週は受難週です。そこで、下記の聖書を開きつつ、主イエス・キリストのご受難を辿ります。
4月10日(日)ロバに乗ってエルサレムに入られる。マタイ21章1~11節、マルコ11章1~11節、 ルカ19章28〜44節、ヨハネ12章12~19節を、読み較べてみるのも興味深いと思います。ホサナ!ホサナ!と迎えられたのに、木曜日には「十字架につけろ」と叫びます。
4月11日(月) 宮きよめ
マタイ21章12-17節、マルコ11章15~19節、ルカ19章45〜48節、ヨハネ2章13~22節。マタイは一日早い日曜日の出来事としています。ヨハネは主イエスの公生涯の始めに置いています。
4月12日(火) 問答と教えの日
マタイ21章23節~25章46節、マルコ11章20節~13章36節、ルカ20、21章。律法学者やファリサイ派の偽善を痛烈に非難。神殿の崩壊と世の終末の預言。
4月13日(水)ベタニヤでの香油注ぎ
マタイ 26章6~13節、マルコ14章3〜9節、ヨハネ12章1~8節。この時、イエス様は既に十字架の死を自覚しておられました。直感的にそれを察知していた女性は、ナルドの香油を主の頭と足に注ぎます。
4月14日(木) 洗足と最後の晩餐
マタイ26章17~30節、マルコ14章10~26節、ルカ22章1~38節、ヨハネ13:1〜20 節。
ゲッセマネの園での祈りと捕縛 マタイ26章31~75節、マルコ14章32~51節、ルカ22章39〜65節、ヨハネ18章1~27節。その夜、最高法院で死刑が言い渡されますが、ローマ式の十字架刑に処すためピラトの館へと連れ回され、一睡もできないままに。
4月15日(金) 受難日
夜明けとともに総督ピラトの前で裁判を受ける、死刑が決まる。イエスを十字架につけたのは、午前9時であった(マルコ15章25節)。マタイ27章、マルコ15章、ルカ23章、ヨハネ19章。午後3時にイエスは息を引き取られた。それから、日没までの数時間を一日と数えます(1日目)。その後、ヨセフの墓に葬られます。マタイ27章57~60節、マルコ15章42~47節、ルカ23章50~56節、ヨハネ19章38~42節、1コリント15章4節。
4月16日(土)墓の中で:死にて葬られ、陰府に降り。
1ペトロ3章18~20節, 4章6節。キリストは福音を告げ知らせるため死者の居る陰府にまで降られた。金曜日~土曜日(2日目),土曜日~日曜日の早朝で(3日目)。
4月17日(日)早朝に復活される。墓は空っぽ。
マタイ28章、マルコ16章、ルカ24章、ヨハネ20,21章。